2026年10月24日土曜日

アマクサキジラミ Cacopsylla amakusensis (Kuwayama, 1939)


2026年3月21日採集 沖縄県名護市

モッコクTernstroemia gymnantheraを寄主とする大型のキジラミ。長年生態が不明の謎多き種だったが、近年インターネットへの投稿がきっかけでその一端が明らかとなった。和名は熊本県の天草下島で最初に発見されたことに由来する。マスカットグリーンの体色とオレンジの斑紋や翅からはエキゾチックな雰囲気が漂っており、写真を眺めているだけで恍惚とした気分になる。

クスノハガシワトガリキジラミ Trioza neolitseae Miyatake, 1965


2026年3月17日採集 沖縄県那覇市

琉球列島に分布するクスノハガシワMallotus philippensisを寄主とする大型のキジラミ。幼虫は寄主の芽に目立つ球状の虫こぶを形成する。種小名は当初寄主がイヌガシNeolitsea aciculataとされていたことによるもの。前翅の斑紋が特徴的。全体的にレトロな雰囲気が漂っており、良い。

アオギリオオキジラミ Carsidara limbata (Enderlein, 1926)


2025年6月20日採集 福岡県福岡市中央区

アオギリFirmiana simplexを寄主とする日本最大級のキジラミ。南方系の分布を示す。幼虫は大量のワックスと甘露を分泌しており、遠目でも発生が分かりやすい。成虫の背面には虎の様な黄色と黒の模様があり、とても美しい。